畳間を解体せず、不便なく使えるフローリングにするリフォームを行った事例を紹介しております。
比良建材店では、日置市・鹿児島市を中心に小さなリフォームを行っています。
小さな段差など、気にならなかった部分も、年を重ねると気になりだすものです。
そんな小さなお困り事を、地元の熟練職人と建材店が力を合わせて、お客様が
快適に暮らせるよう解決していきます。お悩みはもちろん、憧れの家に近づけたい
という素敵な夢のご相談も大歓迎です。
創業52年の比良建材店ですが、今までに様々な小さなお困りごとでご相談に
きてくださったお客様が多くいらっしゃいます。
その中から、どんなお困りごとがあったのか紹介していきます。
現在、和室とリビングが襖で仕切られていて、広く使いたいときには襖を外し板の間と畳間を使用していたが、
段差もあっていまいち使いずらいと感じていたそうです。そのため、畳の間を板の間にしてバリアフリーで
リビングとつなげたいとご相談いただきました。
畳間と板間は必然的に段差がついてしまうので、今まで色々とご不便があったのだろうと
思いました。これから歳が増すにつれ段差の問題もあるので、今回ご要望をお聞きして
使い勝手の良いフローリングの部屋へとリフォームをして、お悩みをしっかりと解消しようと思いました。
お悩みの箇所が一体どこなのか、どういう状況なのか詳しく見た上で、最適なご提案をさせていただいております。
実際に確認することで、根本的な原因を発見することができますので一度で解決し、繰り返し故障・修理することもなくなります。
畳とフローリングで床が違うし、高さも違いますけど大丈夫なんでしょうか?
結構大変だとは思いますが・・・
畳間と板の間は下地が違うため、高さを合わせるためには、解体せず高さを微調整しながらしていくか、根太ごとやり直すしていくかの
2通りあります。
ただ微調整しながらだと、時間が掛かり人件費をかけてしまうことに
なってしまうので、それよりかは根太まで外して高さを揃えた方が
少しでも時間を短縮できると思います。
なるべく低い金額でしてあげたいので、そちらでもよろしいですか?
フローリングを支えるための下地を根太といいます。
根太を使わないで、そのままフローリングを張ると、敷居との間に大きく段差ができてしまうため、畳を撤去した後の底上げの為に
根太で高さの調節をします。
大引きと根太の支えがあってこそ、しっかりとした床面になります。
そんなことまで考えてくれたんですね!嬉しいです。
人件費とかはこちらではわからないことなので、そう言っていただけて助かります。
もちろん、根太まで外す方法で大丈夫です!
他のお客様で段差をなくすリフォームをさせていただいたのですが、こちらでは廊下など部分的だったため微調整の方法でさせていただいたので、どちらか悩みましたが・・・
広範囲には不向きかなとおもい、そう判断させていただきました。
過去にも似たようなリフォームをされていたんですね。確かに広範囲を微調整していくのは大変ですよね。いろいろ考えてくださり、ありがとうございます!
お客様にとって一番最適で喜んでいただけるご提案をするようにしておりますので、当然のことです。
喜んでいただけて良かったです。では、根太ごとやり直す方法でさせていただきますね。
バリアフリーにしてリビングとつなげたいのですが、やっぱり畳も恋しくなりそうなんですよね・・
主人が畳が好きで、たまに寝転びたいといっていたので、考慮していただくことってできませんかね?
日本人だからやっぱり畳が恋しくなりますよね。
それでしたら、今は置き畳というものがございますよ!
お部屋の好きな場所に好きな時に置ける畳です。適度なクッション性もあるので寝転がるには最適ですよ。
好きな時に置いたり移動できたりするのはいいですね!主人も喜びますよ!
フローリングにしたいけど、畳がほしい・・・でも1室としてほしいわけではない、そんなわがままを叶えて
くれる置き畳は素敵ですよね。是非おすすめいたします。
夢が広がります~!置き畳もお願いします。
かしこまりました。寝転ぶのにちょうどいいサイズをご用意しておきますね。
広範囲のリフォームになりますけど、工事期間はどれくらいになりますか?
その期間私達はどうしておけばよいのでしょう?
床だけの工事ですと、4~5日ほどになります。
工事期間中はお部屋は使用できませんので、ご不便をかけますが他の部屋で生活していただくきます。
ホコリ等は考慮して養生はしっかりと行いますのでご安心ください。
わかりました。家族にも伝えておきますね。
わがままをたくさん言ってしまいましたけど、どうかよろしくお願いします。
いえいえ、わがままを言ってもらっても大丈夫ですよ。お客様が喜んでいただければ私達は嬉しいです。
では、リフォームにとりかかりますね。
今回は、床だけではなく壁や天井も張り替えるため全て撤去していきます。
壁・天井をはがした後に、畳を撤去して1階の床を支えている大引きのみの状態にします。根太は高さ調節をするので一旦全て撤去します。
リビングとの高さを合わせるため、根太ごとやり直して高さを揃えていきます。
根太は住宅の床をはるために必要となる下地ですので、垂直に30~40cm間隔でしっかり組んでいきます。
根太の上にフローリングを置いて敷居の高さと揃うようにしなければならないので
考慮して既存の床の高さを基準にしてミリ単位で調節していきます。
畳間と板間を同じ白系の桜フローリングに張り替えていきます。板間まで解体する必要はないので、増し貼りをしました。
増し貼りをすることで床が丈夫にもなるメリットがあります。
既存の床は、当初家を建てられた時代の流行でかなり濃い目の床板を使用していたので、白系に張り替えるだけで部屋の
雰囲気もぐんと明るくなります。
残りの壁・天井を張っていき、床の間のスペースを収納スペースへと
リフォームしていきます。使い勝手が良いように大きめの棚と小さめの棚を
設けました。隣は押し入れだったのですが、半分くらいの高さの収納棚にし、
スッキリさせ、近くのドアからは、リビングを通らず玄関から直接洋室に
入れるようにして動線を短くしました。
- 床の間のスペースを全て収納スペースにしました。
様々な大きさの棚を設けて、小物から布団まで収納できます。 - 洋室用に壁を壊し、玄関から
直接行けるドアを設けました! - ご要望の置き畳の収納場所も
確保していつでも取り出せます。
暖色系で雰囲気を明るくしてくれる優しい色合いの木材です。
お手頃価格で耐久性にも優れているので、床材として人気が高いです。
新しくリフォームした洋室とリビングを間仕切るときに使用する戸です。
折れ戸のため、邪魔にならずスペースも取りません。
あれだけ和風感を出していた畳間もすっかり洋間ですね。
バリアフリーになって、続き間で大人数の時でも広く使えていいですね。
床の間は収納スペースにリフォームしていただいて、物がたくさん入るので個人的にすごくうれしいです。
床の色も以前より明るくなったので部屋全体の雰囲気がスッキリ明るくなって気分もいいです。
提案してくださった置き畳も利用価値がありそうで今後が楽しみです。
ありがとうございました。
バリアフリーにする場合、既存の床の高さが基準になる為、長年の経過でその基準の床が
多少斜めになっていたり、部屋と廊下の高さが微妙に違ったりと問題が多少ありましたが微調整を重ねる事で何とか納める事が出来ました。
白系の無垢材を使用してお部屋も格段に明るくなって、お喜びいただけて良かったです。
ご要望通りのことができて私達も嬉しいです。
- ・畳撤去~下地調整 ・・・ 73,000円
- ・新規床張り ・・・ 112,000円
- ・その他工事 ・・・ 15,000円
- ・壁を真壁から大壁へ
- ・和天井をボード+クロスへ
- ・収納制作
比良建材店がするリフォームは、地元の職人さんなしでは絶対できないことです。30年以上の長い付き合いの地元の職人さん達は、
信頼のおける心優しい職人さんばかりです。そんな職人さん達と二人三脚でお互いの持ち味を活かしながら、お客様のお困り事を
解決していきます。リフォームすることでご自分のお家をさらに好きになっていただけたらと思い、私達も職人さん達も、
お客様のことを第一に考えたご提案をしております。
お家のことで何かお困り事や、ちょっと部屋を変えたいなと思いましたら、お気軽にご相談ください。